eclipse や NetBeans で Laravel をデバッグできるようになると開発が楽になります。
ここでは、基本的なデバッグの設定から Laravel のデバッグ方法までを解説したいと思います。
今回使用した環境は次のとおりです。
OS: Windows 7 Professional
Apach、PHP: XAMPP 1.7.7 (Apach 2.2.21、PHP 5.3.8)
eclipse: 4.2 (Juno)
NetBeans: 7.3
xampp のインストールディレクトリ: C:\xampp
eclipse、NetBeans のどちらでもデバッグをするには、PHP の設定を変更する必要があります。
php.ini の内容を次ぎように書き換えます。筆者の環境では xampp を C:\xampp にインストールしていますので、php.ini は C:\xampp\php\php.ini となります。
[XDebug] zend_extension = "C:\xampp\php\ext\php_xdebug.dll" xdebug.remote_enable = 1 xdebug.remote_handler = "dbgp" xdebug.remote_host = "localhost" xdebug.remote_port = 9000
※ zend_extension の値はお使いの環境に合わせてパスを変えて下さい。
※ 筆者が使用している XAMPP では php_xdebug.dll が最初からインストールされていましたが、
お使いの環境によっては、インストールされていない場合がありますので、その場合はあらかじめ
入手してインストールしておいてください。
php.ini を変更して保存したら、Apache を再起動します。
[ウィンドウ] – [設定] を選択して、[設定] ダイアログを表示します。
[設定] ダイアログを表示したら、[PHP] – [PHP 実行可能ファイル] を選択します。
[PHP 実行可能ファイル] で、[追加] ボタンをクリックして [新規 PHP 実行可能ファイルの追加] ダイアログを表示します。
[新規 PHP 実行可能ファイルの追加] ダイアログが表示されたら次の内容を入力して [OK] ボタンをクリックして設定を保存します。
続いて、[PHP] – [PHP サーバー] を選択します。
[PHP サーバー] 画面を表示したら、[新規] もしくは既存のサーバー設定 [編集] します。
以上でデバッグの準備ができました。確認のために、サンプルの PHP プロジェクトを作成してデバッグをしてみましょう。
適当な PHP プロジェクトを作成したら [実行] – [デバッグの構成] を選択。
[デバッグの構成] ダイアログを表示したら、デバッグ対象の PHP Web アプリケーションを選択して、次の設定がされていることを確認したら [デバッグ] を実行します。
デバッグを実行して ファイルで指定したファイルの最初でブレークをしたら成功です。